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〒300-1232 茨城県牛久市上柏田1-35-3
「Dog Dock」活動を展開し、常日頃からペットの健康管理への意識の向上と飼い主の動物福祉への意識の向上に努めます。更に、人に対する「思いやりのこころ」を基盤とした情操教育へと繋げ、安定した「社会教育基盤」の形成に貢献してまいります。
近年、ペットの飼育頭数は増加傾向を示し犬猫飼育数は、2,500万頭という数を上回りそれを支える産業も発展し、ペット動物の生活環境は著しく変化しました。
この変化に伴い、寿命が延び、人間同様メタボリックシンドロームや癌等の疾患を患う動物も見られます。
また、アニマルセラピーの効果が浸透し、動物との触れ合いがヒトの健康に良い影響を与えるということも広く研究されるようになりました。
少子高齢化に伴い、多くの場合、ペットはもはや家族の一員であるとの風潮が高まっている現状も注視する必要があります。
しかし、ペットはヒトではありません、ヒトの生活のために設定された生活空間に置かれたペットたちが、多大なストレスに晒されていると考えるべきです。
アニマルセラピーに代表されるように、ペットたちは私たちに癒しを与えているのですが、果たして私たちは本当に彼らのことを考えたことがあるのでしょうか?
このようにペットブームの最中であっても、残念なことにペットの飼育を放棄する人たちも後を絶たず、動物福祉へのモラルの低下が著しく、地方行政への負担の増大も懸念されています。
現在では、ボランティア活動によって里親探し活動も行われていますが、処分される動物の数は十分に減少しておらず、この問題を短期間で改善することは難しい状況です。
この様な社会的状況を打開すべく動物愛護法が改正され、飼い主のペットに対する責任が強く求められるようになってきていますが、一方ではペットが病気になるとその医療費の支払いに困り、ペットを捨ててしまうケースも後を絶たないことも事実です。
このような現状を鑑み、私たちは、早急に取り組むべき活動の一つとして、ペットの視点に立った動物愛護、つまり、ペットの健康管理というヒトでは当たり前の概念を浸透させ、物言わぬペットへの労わりのこころを啓発し、広く動物福祉意識の向上を図っていく活動が必要であると考えました。
その活動拠点として、NPO法人ジャパンアニマルウエルネス協会を設立し、その活動基盤である「Dog Dock」活動を展開して常日頃からペットの健康管理への意識の向上と飼い主の動物福祉への意識の向上に努めます。更に、活動結果をいじめ問題の根底にあると考えられる人に対する「思いやりのこころ」を基盤とした情操教育へと繋げ、安定した「社会教育基盤」の形成に貢献してまいります。
*当NPO法人は、平成25年度から牛久市と協力して捨て犬や捨て猫の健康診断、避妊手術及び里親探しの予算を計上しており、活動を開始する予定です。